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秩父のカフェ事情 その2 <珈琲 千茶古> [秩父]

急こう配の山道を登り切った後、すぐ隣にあったなだらかな坂道から
羊山公園の見晴らしの丘をゆっくり下り、麓の「珈琲 千茶古(チャコ)」に入る。

平日なのに満席だ。地元の人気店なんだろうなー。駐車場も広いし、使い勝手よさそう。
ちなみに羊山公園の芝桜に一番近いカフェだそうです。シーズン中は激混みしますな、確実に。

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せっかく訪れてたのだからとお店オリジナルの千茶古コーヒーとクッキーを注文する。
味はいたって普通。クッキーは甘さ控えめで美味し。テイクアウトも可能。

雰囲気がいいので、落ち着く。一息ついたところで読書再開。

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店はおされなロッジ風の作り。カウンターの奥には様々なカップが並んでいる。
木々に囲まれた中庭あり。夏には外でもお茶するんだろうな。離れの個室もあるようだ。

くろうさぎもそうだったけど、土地に余裕があると、こういう風になるんだね。
都内では見たことないよ、こんな広い喫茶店。ある意味、秩父ならではのお店ですな。

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お店:珈琲 千茶古
場所:埼玉県秩父市熊木町 36-2

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近道は地獄の坂道 <成田山辰巳参道> [秩父]

ほぼ無計画に秩父の温泉旅館に遊びに来たので、ランチ後に時間を持て余す。
次なる居場所を求め、秩父を彷徨い、結局旅館まで散歩することにした。

と道すがら羊山公園への近道である旨の立て看板を発見した。近道かあ。
桜はシーズン前と聞いていたし、下から見ても枯れ山だとわかっているのだが、
貧乏症が疼き、ついつい足を踏み入れてしまう。

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どんどん階段を上る。途中まで来て後悔の念が押し寄せる。だが、急すぎて降りるのも怖い。
足はがくがく、ひざは大笑い。乾燥した空気を胸いっぱい吸い込み、喉とみぞおちがヒリヒリ痛む。
とにかくハゲ山目指して登る。

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最後には階段もなくなり、完全に山道と化した道なき道を粛々と登る。
はあ。改めて、我々は一体、何しに来たんだ?と何度も呟く。

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頂上は見晴らしの丘といった。秩父市を一望できるし、気持ちよさはあるが、人気がない。
たくさんの立派な桜があるが、葉っぱ一枚ついてない。骨組のみのクリスマスツリーのようだ。

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道は成田山というお寺の参道だった。ほぼ修行ですよね、まいったな。
下りはすぐ隣にあったなだらかで整備された坂道を下りていく。
その麓に珈琲専門店が見える。先を急いだ。

まさか観光地まで来て、へとへとになって珈琲を飲むとはね。

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スポット名:羊山公園
場所:埼玉県秩父市大字大宮6267

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秩父のカフェ事情 その1 <ラパン ノワール くろうさぎ> [秩父]

朝食後、また温泉に入って「禁断のパンダ」を読みふける。
旅にはミステリー小説があう。至福の時であります。

しばらく読みふけり、話が急展開し始めたところで腹がなってしまった。お昼だ。
こんなときに食べログは便利だ。一旦、西武秩父駅に出て、GPS機能を使ってお店を探す。

目指すは3.78(2010年3月18日時点)の評価が頼もしい「ラパン ノワル くろうさぎ」。
駅を出て、右手に5分ほど歩くと、突然大きな建物が見えてきた。

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屋根が高く、壁のレンガがきれいな建物自体はもちろん、ベンチや黒板の佇まい全体がおされ。
周辺はいたって普通の田舎風の民家なので、余計目立つ。初訪でも迷わないと思います。

お店も評価は通り、ライ麦パンなどを揃える本格的なパン屋さんで充実していた。
店内にはこじんまりとしたカフェも併設されている。本日の我々の目的地ですな。

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店内は2組の白人カップルと地元のかた1人のみ。ん、秩父って外人さん多いの?
その男性に英会話を習っていると思しきご老体はかなり英語達者でした。ちょいとひるむよね。

メニューは豊富。少し迷ったが「パンのかご盛りセット」「ピザセット(マルゲリータ)」を注文する。
自分はモッツァレラたっぷりピザをひよこ豆の野菜スープといただいた。シンプルでやさしい味。うまい。
ただ、男性には足りないかな。パンがお代りできるパンのかご盛りセットがオススメです。

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雰囲気も良く、明るくてテーブルが広かったので、いたく気に入ってしまった。
ここでそのまま読書を再開したかったが、昼時でえらく混んできたので、撤退した。

また秩父にきたら、ぜひ寄りたいカフェだ。

店名:ラパン ノワール くろうさぎ
場所:埼玉県秩父市野坂町 1-18-12

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ステイケーションと村上春樹のコラム集 <新木鉱泉旅館> [秩父]

メトロミニッツNo.089の特集のキーワードはステイケーション
自宅や近場で休暇を過ごすという意味の造語だ。(Stay+Vacation)
“巣ごもり~”に類似するが、より積極的に休暇を過ごす意味合いを感じる。

そのステイケーション・ムーヴメントを意識したわけではなかったが、
3月に取れた貴重な休暇を近場の秩父の温泉旅館で過ごすことにした。
場所は「新木鉱泉旅館」。年季の入った建物が特徴的な古風な温泉旅館だ。

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運よく露天風呂付客室が取れたので、到着するなり温泉につかる。
横瀬川沿いにある丸い形の檜風呂だ。ふう、いい湯だ。川のせせらぎが聴こえる。


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旅行で貸し切りの温泉が取れた際には必ず本を持って入る。
今回は「THE SCRAP―懐かしの1980年代」。“今回も”が正しい。通算3回目の携帯だ。
既にぶよぶよと波を打っていて、意外にその形状が掴みやすい。
コラムのヴォリュームも内容も程よく、リラックスするのに最適なコラムだ。

一番好きなスクラップは同姓同名が集まるという「驚異のジミー・スミス協会」。
面白そうと思ったかた、ぜひ読んでみてください。アマゾンで手に入ります。

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旅館:秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館
場所:埼玉県秩父市山田1538

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蒸汽機関車の旅 <SL パレスエクスプレス(秩父鉄道)> [秩父]

父と母が朝からそわそわしている。もっと言うと昨晩から。
今日は一日がかりで秩父鉄道写真撮影の旅に出かけるのだ。

いったん石神井公園駅から池袋駅に出てレッドアローに乗り、
入間航空祭でにぎわっている稲荷山公園駅を横目に西武秩父駅まで移動。
そこから御花畑駅まで歩き、電車を待ちがてら秩父そばをいただき、三峰口駅に。
ここまででざっと2時間。まだ出発点に来ただけなんですけどね。大変だあ。

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どうせ秩父までいくならと、今回はSL機関車の「パレスエキスプレス」を予約した。
限られた日にたったの1本しか走っていない秩父鉄道の機関車だ。

始発の三峰口駅に着いたのは出発まで2時間ほど前。
熊谷から来た機関車が折り返すために方向転換をする転車台を撮影するのです。
しかし、なかなか機関車が来ない。駅前に時間をつぶせそうな店もない。

しょうがないので、偶然見つけた「鉄道車両公園」をぶらぶら歩く。
ちなみに入園料はなく、無料です。

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鉄ヲタなら涎ものなのかもしれんが、自分は駅弁と寝台列車以外興味がない。
鉄の塊にしか見えないので、どうしたもんかと思っていたら、やっと機関車到着。



続いて、転車台に機関車が来る。始まるとあっという間だ。

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転車台の撮影が終了し、やっと機関車に乗り込むと、
待ちに待った車内販売の「SLべんとう」だ!
をと思ったら、売り切れ。完売。品切れ・・・。
次回は予約してくださいと言うではないですか。
そりゃないよ。次回は一生来ねーよ。もう乗りたくねーもん。
しかも車内は小うるさいクソガギで次第に埋まってくる。空きっ腹に響く。悪夢だ・・・。
やけっぱちでアイスクリームにむさぼりつくが、固くて歯にしみる。余計空しい。

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出発前にかなりゲンナリさせられたが、機関車が走り始めたら気分は一転。
車窓からの秩父の自然は絶景だ。紅葉した山に雄大な川。いやあいいですね。
ところどころに機関車の登場を待ち構えたカメラマンがいる。あ、撮るならそちらか・・・。
見とれて、途中駅のSLしか写真におさめなかったけど、これはいい。覚えとこう。

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機関車がのんびりと走って2時間ほどで終点の熊谷駅に到着。
ホームでSLのキャラクターパレナちゃんが迎えてくれた。
そして、機関士たちは己の機関車をメンテするのでありました。

ああ、山あり谷ありで疲れた。移動距離、結構ありましたな。

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